大人の背中ニキビ　解決する3つのポイント

 

 

春から夏へと少しずつ薄着になり始める季節。

 

え！　ブツブツができてる！と、吹き出物見つけると、かなり落ち込んでしまいますよね。

 

大人になってからのニキビは思春期の原因である皮脂の多分泌ではありません。

 

肌の質や違いは関係なく乾燥肌から油っぽい脂性肌の方までなりやすいので、他人事ではないやっかいな存在です。

 

また、去年まで全く問題がなかった！という人も生活の変化によっては急になってしまうことも。

 

その中でもなおりにくい、背中にできてしまったニキビに対しての解決策を紹介したいと思います

 

 

まずは、なぜ出来るのか？

 

解決策に入る前に理解しておきたいのは、ニキビができてしまう流れについてです。

 

まとめてみると、下記のような流れになります。

 

 

�@毛穴まわりの角質が排出されずに分厚く硬くなっていきます。

 

�A毛穴に皮脂が溜まった状態になりコメドと言う症状になり、小さな点ができます。

 

�B進行がさらに進むと赤くただれたような炎症になってしまう場合もあります。

 

�Cさらに酷くなると、大きくなりウミが溜まったり出たり、パンパンになることも！痛みもでてきます。

 

�Dようやく症状が落ち着いた頃にはニキビ跡になっていることも…。クレーター状態とも言います。

 

 

以上のように、ある日突然にできる！というものではなく、決まった流れを追って、進行しながら大きくなり、最終段階まで進むと、治りにくい跡になってしまうこともあります。

 

できるだけ、早期の段階で止めたいところですが、すでにできてしまった場合は！どうしたらよいのでしょうか？

 

 

◯◯が多く分泌しているのでできやすい？

 

 

 

出来る仕組みを認識してみましたが、なぜ体には大人になってもできてしまうのか？

 

ここで1番知っておきたいのは「実は体には皮脂腺がたくさんある」ということです。

 

体の中心部分になるほど、皮脂腺が多くなりますが、皮脂腺が多いということはそれと平行して、皮脂の分泌量が活発で多いということにもなります。

 

学生の思春期の頃は、顔の皮脂分泌が活発な場合にできやすくなりますが、大人になっても体にできてしまう訳はそこにあったのです。

 

 

顔の中でも、デコや顎、鼻の周りは少しベタベタしていませんか？

 

体のニキビは、お尻や胸元、首の周りなど、特に汗をかきやすいところにもできやすいと言われています。

 

 

実践したい3つのポイントとは！

 

 

 

�@ 清潔で通気性をよくして快適に

 

人間の体は、常に衣服で包まれており通気性が少ないことが多いと思います。特に女性の場合はホックの金具やヒモなどが直接触れてしまう繊細な部分。

 

そして夜は、寝ている間に驚くほどたくさんの寝汗をかきます。（冬でも）

 

コップ一杯ほど寝汗をかいているとも言われていますが、夜に入浴で綺麗に清潔にしていても、朝起きたら寝汗で不衛生なことになっていることも…！

 

なるべく清潔を意識して、朝も軽くシャワーで体を流すだけでも行いましょう。これだけでも1日を爽やかに過ごせるかもしれません。

 

 

�A 髪の毛を洗う商品選びや、順番を考えてみましょう

 

 

 

ＮＧなのが、シャンプーやコンディショナーのすすぎ不足や洗い残し。そこでさらに見直したいのは、体を洗う順番です。

 

シャンプーやコンディショナーが、自分の肌に合っていない場合は違う商品に変えてみることも重要です。そして髪の毛を洗うことを一番最後にしているならば、必ず一番最初に変えてみるのも大切です。

 

私は必ず、髪の毛から洗い、最後に体を洗うようにしています。湯船に浸かった後も必ずぬるま湯でしっかり洗い流します。

 

その訳は、体にシャンプーやコンディショナーの洗い残しが残ってしまうからです。シャンプーやコンディショナーは強い成分なので、しっかりと洗い流さなければきれいに落とせません。

 

また体を洗うときは、後ろが１番届きにくい部分なので、洗いやすいようにタオルや長いスポンジなどを使うこともポイントになってくると思います。

 

低刺激のもので洗いましょう

 

 

�B 体の中から改善！質の高い脂質を摂取しましょう

 

 

 

ケアも、外側からだけではやはり限界があります。

 

清潔にしながら、肌に刺激が少ないものを…。　そして生活習慣にも目を向けてみることがベストな選択です。

 

そこでオススメしたいのは脂質の摂取ですが、脂質は大きく分けて2つに分けられます。

 

�@動物性脂肪（ラードやバターなどマーガリン）

 

�A植物性脂肪（オリーブやキャノーラなど）になります。

 

さらに植物性脂肪の中に注目したいのは“不飽和脂肪酸”。不飽和脂肪酸とは、EPAやDHAなど、１度は聞いたことがあるのではないでしょうか？

 

栄養ある青魚の脂肪に多く含まれるこの植物油は、非常に大切なものにもかかわらず自分自身の体では体内で合成することが不可能になります。

 

毎日必要な、一定量を取るためには、意識してこのような不飽和脂肪酸を取ることが重要になってきます。

 

簡単で効率的に取るならば、サプリメントや料理をする際に植物性の油を使うなど毎日の生活に少しの工夫から始めてみると良いかもしれません。

 

大人になったら気をつけたい。なんだか最近プツプツが増えている…と感じたら、少しの行動から起こしてみてはいかがでしょうか？