背中のブツブツ・吹き出物・おできの種類　治し方

 

 

ショックなブツブツ！

 

ある日、ふと鏡で後ろ姿を見ると、一面にブツブツが発生していた…という経験がある人は多いのではないでしょうか。

 

顔のスキンケアも重要ですが、全体のトータルでの美容を考えるなら、ボディケアにも手を抜くわけにはいきません。

 

こちらでは、吹き出物を改善し皮膚を美しく保つために知っておくべき、基本的な知識を解説しています。

 

 

ブツブツの種類とは？

 

普段、後ろの肌は自分の目で気づくことが難しいため見落としがちです。偶然、温泉やスパ施設で家族や友人に指摘されたり、鏡で後ろを見る機会があった時に「こんなに皮膚が荒れていたのか…」とショックを受ける方も多いでしょう。

 

ここでは、ブツブツができる主な原因の3種類を解説し、その対策法をチェックしてみたいと思います。

 

 

�@　背中のニキビ

 

 

 

身体にできるのは、顔のニキビとは違い、アクネ菌によって悪化することはほとんどありません。

 

多くの場合、マラセチア真菌というカビの一種が皮脂を分解し、遊離脂肪酸という刺激物質を生成することで炎症を起こしてしまいます。

 

もともと皮膚が厚くて皮脂の分泌量が多く、マラセチアの発生と増殖が起こりやすい部位。悩む人が多いのは、この原因なんです。

 

マラセチアが原因菌であることから、正式な名前はマラセチア毛包炎と呼ばれます。

 

ブツブツに悩んでいる人は、このマラセチア毛包炎を発症していることが多いです。

 

 

粉瘤とは？

 

 

 

粉瘤というのは、皮膚の新陳代謝（ターンオーバー）によって肌の表に出てきた不要な老廃物が、正しく排出されず、皮膚の内側に留まってしまったもの。

 

別の読み方で、アテローマとも言います。最初の症状は皮膚に軽いしこりが発生するぐらいですが、進行すると大きくなっていきます。

 

皮膚の内側の老廃物を餌に細菌が増殖すると痛みがでる炎症を起こすこともあるので、要注意です。

 

治療する場合は、局所麻酔下で切除手術を行うのが一般的です。炎症だけが生じている場合は抗生物質で患部の細菌を攻撃します。

 

 

毛孔性苔癬とは？

 

 

 

あまり聞きなれない毛孔性苔癬とは、毛穴に角質が多く詰まって盛り上がってしまう症状。

 

同じ場所にまとめてでるため、見た目がブツブツとして醜くくなり、見た目の美容面で大きなデメリットとなります。

 

ただ、健康としては問題には発展しないので、本来の病気なのかどうかは微妙なところです。実際、単なる見た目の生理現象の1つとの結果とする考え方もあります。

 

完全に治療する場合は、サリチル酸などの薬液で角質を溶かすケミカルピーリングを行うのが一般的。

 

その他、乾燥すると悪化する恐れがあるため、ヘパリン類似物質などの保湿剤を塗る方法も行っています。

 

 

原因と治療法は！

 

 

 

それでは、ブツブツの中で特に多く見られるニキビの原因、治す方法を解説します。

 

ほとんどの人が知りませんが、原因菌は、多くの場合マラセチア真菌です。

 

皮膚の乾燥やストレスによる交感神経の多発化によって皮脂分泌が高まり、その皮脂がマラセチアの増殖を誘発して、出来るという流れになります。

 

 

さらに体の不潔、寝具の汚れ、下着などが不衛生になっていると悪化しやすくなりますので、そういった肌に触れる製品をきれいに保つことも重要といえます。

 

 

 

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