ボディのブツブツの予防とケア

ジメットした梅雨が終われば、夏をすぐにむかえます！

 

今年のファッションのトレンドは去年と同じでオフショルダーと思っていたら、ワンショルダーです。

 

魅力的でおしゃれなスタイルですが、ボディにブツブツがあれば素敵なスタイルの魅力もだいなしです。トレンドのファッションを着こなすために、身体の肌ケアを夏が始まる前から始めましょう！

 

 

ボディのブツブツの主な原因

 

原因は、皮脂の過剰分泌によって毛穴が塞がり、角質が厚くなって毛穴が詰まってしまうこと。詰まった毛穴の中で、皮脂をエサにするアクネ菌が増えて繁殖することでできてしまいます。

 

特に後ろの肌は、体の中でも皮脂腺が多いので皮脂の分泌が多く、汗もかきやすいのでブツブツができやすい部分になります。

 

さらに、ホルモンバランスの乱れにより、男性ホルモンが強くなってしまったり、油や脂肪分が多い食生活をしてしまったりすると、皮脂の過剰分泌から吹き出物ができやすい体になってしまいます。

 

その上、後ろの肌は汗を拭きにくい、また洗いにくい部分でもあるので、古い角質が残ってしまい、毛穴詰まりからニキビを発生させてしまうこともあります。

 

 

 

 

予防ケア1

 

「十分に洗う・流す」

 

主な原因である、皮脂の過剰分泌。そのまま何もしなければ酸化していまい、過酸化脂質という物質に変化してしまいます。過酸化脂質はニキビの原因にもなってしまうため、毎日の入浴で皮脂を酸化させないためにしっかり洗い流すことが重要です。

 

後ろの肌は汗や皮脂がたくさん出る部位。鏡以外では見えにくく手も届きにくいですが、工夫をして手で優しく泡を転がすように洗いましょう。

 

汚れを落としたいからといって、ボディ―タオルなどで強く擦って洗ってしまうと刺激になってしまうので、必ず手で優しく！とはいえ、皮脂が気になるからって1日何回も洗うのはNG！

 

皮膚をバリアするための必要な皮脂まで洗い落としてしまうからです。手で優しく泡を転がして洗ったら、十分にすすぐこともお忘れなく！

 

 

予防ケア2

 

「たっぷりの保湿をする」

 

皮脂が出るのに保湿をしてもいいの？ と思いますが、うるおいが足りないと、肌が「うるおいが足りないから皮脂を出そう！」と余計に過剰な皮脂分泌を発生させてしまいます。

 

つまり、うるおいのない乾燥が皮脂の過剰分泌を引き起こしている可能性もあります。よって、予防するには保湿も大切なのです。

 

お風呂上りには、ボディ専用のクリームか、ボディークリームなどでたっぷりと保湿をしましょう。

 

しかし、後ろは手が届きにくくクリームなどを自分では塗りにくいですよね。そこで、汚れを落として保湿もできるボディーソープを選ぶことをおすすめします。皮脂を落としつつもうるおいを守り、保湿を与えてくれるので、予防としては最適ですよ。

 

 

予防ケア3

 

「ストレスや暴飲暴食や生活習慣を見直す」

 

ニキビの原因である皮脂の過剰分泌は、乾燥や環境によるものだけでなく、男性・女性ホルモンバランスの乱れによっても発生してしまいます。

 

私たち女性の体に大きく密接にかかわっているホルモンといえば、女性ホルモンです。女性ホルモンは、「エストロゲン」と「プロゲステロン」のお互いのバランスで保たれています。「エストロゲン」は別名、美肌ホルモンとも呼ばれていて、肌の潤いに不可欠なホルモンです。

 

排卵日あとから徐々に分泌量が多くなる「プロゲステロン」は皮脂分泌を盛んにするため、必要が無いと思われがちですが、エストロゲンだけあればよいのではなく、あくまでも2つのホルモンが必要でバランスが良いことが大切です。

 

しかし、生活の乱れや冷え、ストレス、睡眠不足、暴飲暴食などによって女性ホルモンのバランスが乱れ、男性ホルモンが優位になってしまうと、皮脂の過剰分泌を引き起こしニキビの原因となってしまいます。

 

ホルモンバランスを正常に働かせるには、毎日の生活に余裕をもって規則正しい生活を送るのが一番。

 

最近、肌が気になる、という方は生活習慣も見直してみてくださいね。

 

 

予防ケア4

 

ボディ専用のスクラブを取り入れる

 

後ろの肌は顔や体のなかでも皮膚が厚くターンオーバーも遅いため、皮脂が多く古い角質が溜まりやすい環境でもあります。なので、古い角質を取り除くスクラブを使うのも、ブツブツ予防には効果的です。

 

ただし、吹き出物ができているときにスクラブで刺激してしまうのはNGです。できる前のざらつきを感じた時にはスクラブで古い角質を取り除きましょう。

 

スクラブには塩で作られたものや、砂糖で作られたものの2種類がありますが、塩でできているものは少し刺激が強いな、思いますので、肌が敏感な方は体温で溶ける砂糖が入ったタイプのスクラブをおすすめします。