にきびの原因や症状とは?手当てと治療は?
●にきびの原因!
思春期になって性ホルモンが増加するにつれて、脂腺の活動がさかんになり、毛包も発育してきます。
その結果、顔、胸、の中央部などの生毛の毛孔にできる吹き出物がにきびです。
一般に男性ホルモン過剰(女性ホルモンに比べて)によってできます。このホルモンは脂腺の働きを活発にし、油性の皮膚を作り、同時に皮膚から毛孔にかけての角質が厚くなり毛孔をせまくします。
それらによって毛包の中に皮脂がたまり、はじまりになります。
●にきびの症状は?
以上のように皮脂が毛包内にたまり、これにはがれてきた角質などが加わって面皰をつくります。
毛孔にその先端がのぞいていると、そこが黒くなって黒い点として見えます(黒にきび)。しかし毛孔がふさがっていると、白いかたまりとして見えます(白にきび)。
つまり、この2つの違いは、毛孔による違いで、こういった2つの違ったにきびがあるわけではありません。
面皰が混じっていると、その中の不飽和脂肪酸などが、まわりの皮膚を刺激して紅い吹き出物になり、炎症を伴います。また、毛孔が化膿し、次第に毛包に化膿が波及していくのが、化膿したにきびです。
化膿したにきびが破れて、膿がでると、そのあと毛孔に噴火口状の凹みをつくります。これがにきびのあとです。
●にきびの手当て!
日常生活の中では特に洗顔の注意が必要で、とくに殺菌剤、例えばG11を含む石けんかファイゾ・ヘックスで1日2〜3回の洗顔を励行します。
化粧品は、乳液、バニシングクリームにとどめ、コールドクリーム、ファンデンションクリームは禁止します。
食物は、ココア、コーヒー、チョコレート、クリーム、バター、チーズ、豚肉、ハム、ベーコンといった脂肪や糖分の多いものはやめ、牛肉、鶏肉、魚肉、野菜、果物(ただし、バナナ、桃、クルミはだめ)を主としてとります。
便秘をさけ、フケが多かったら洗髪します。
●にきびの治療!
にきびの治療は、丘疹をひっこませてあとを残さないようにすることです。一定年齢になれば出なくなりますが、前に出たにきびのあとを残さない事が大切です。
そのためには自分勝手な治療をせずに、皮膚科の医師の指導を受けることです。
家庭療法としては、前に述べた洗顔の励行のほか、抗生剤に副腎皮質ステロイドを含むローション(たとえばリンデロンAローション)の外用、ビタミンB2、B6あるいは抗生剤の内服がありますが、何よりもにきびを気にして、たえず指先でいじったり、イライラしないこと、精神の安定が大切な条件です。
にきびの治療として、2003年の発売以来、高評価のプロアクティブはオススメです。
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